こんにちは。akiです。
土地引き渡しの二日後、8月2日に地鎮祭を執り行いました。
びっくりするほど猛暑で、朝9時開始にも関わらず終わる頃には気温40度!!!
(大体30分くらいで終わるから9時半過ぎで40度・・・)
テントがなかったら命の危険を感じるレベルでした。
今回は地鎮祭を行うに当たって気になったことをまとめていきたいと思います。
お供え物の準備
どこの神社にお願いするのかによって、施主で準備するもの、工事業者で準備するもの、神主さんで準備するものが異なるようです。
今回、瀬戸内で最も大きい建築の神様が祀られている大山神社の神主さんに来て頂きました。
(場所は瀬戸内じゃないんですが、神社の支社が市内にあるということで)
地鎮祭を多く請け負っている神社だからなのか、テントからお供え物まで全部神主さんで準備して頂きました。
お願いする神社によっては、お供え物は施主で用意するように言われることもあるかもしれません。
15分前に現地に着いたらすでに祭壇が完成していました。
お供え物として
- 清酒
- 海の幸・・・乾燥ワカメ・はるさめ・お麩(←海の幸・・・?)
- 山の幸・・・りんご・オレンジ
- 野菜・・・ナス・きゅうり・ピーマン(地面の上にできる物)、大根・人参(地面の下にできる物)
海の幸は人によっては鯛の尾頭付きなどの魚をお供えする場合もあるらしいです。
冬場ならいいんでしょうけどね・・・瞬殺で痛みそう・・・。
神主さんが用意して下さった清酒とは別に、工務店の社長さんが我が家の名入りの日本酒を用意して下さいました!!
まさかお酒を準備して頂いてると思わなかったのでビックリでした!
ありがとう社長さん!!
そして自分で手配した地鎮用水晶をお供えして頂きます。
水晶を鎮め物として清めて頂く方も多いのか、「ハイハイ水晶ですね〜」って慣れた感じで置いて下さいました。
我が家で準備したのがこれです。
価格:23,800円 |
初穂料の準備
さて、どんな地鎮祭でも施主が絶対に準備するものが「初穂料」です。
神主さんへのお礼としての「初穂料」の他に、交通費としての「お車代」やお供え物を用意して頂いた場合の「御供物料」が必要だという情報もありましたが、まずはHMに確認をしてみましょう。
我が家の場合は全部まとめて「初穂料」として3万5千円を包むように言われました。
地鎮祭は神社によっても地域によっても違いがあるそうなので、とにかく分からないことがあったら実際に聞いてみるのが一番です。
準備する時は結婚式のご祝儀袋とは水引の形が違うので注意して下さい。
「婚礼以外のお祝い用」と書かれたちょうちょ結びになっているものを使いましょう。
また、水引が印刷されているものは少額用なので、しっかりした作りのものを選ぶと良いかと思います。
これを袱紗に入れて持参しました。
地鎮祭の服装
個人宅の地鎮祭であれば、服装はそう気にすることもないようです。
ただ、神様にお越し頂く祭り事ですので、ハーフパンツにサンダル履きとか、露出の多すぎる服などは控えた方がいいかもしれません。
実際にそういった服装で参加される方もいるようなので、これも考え方・捉え方の問題ですね。
ちなみに我が家は旦那は薄手のカジュアルジャケットを着用し、私は膝丈スカートに半袖カットソーで無難にまとめました。
もう40度とかだとジャケットはヤバイ。っていうか何着てても汗だくです。
あと、女性のヒールはちょっとオススメできません。
整地前の土地は足元が悪いです。
ヒールが埋もれることがあったり、地盤が固くても砂利などで歩きにくかったりすることが多いと思います。
私は地盤が固いと聞いていたのでなんとかなるだろうと思いヒールで行ってしまったんですが、思いの外砂利や凸凹で歩きにくく、砂埃ですごく汚れました。
黒かったヒールが真っ白に・・・(^^;
地鎮祭で事前に押さえておくべきポイント
地鎮祭はそう何度もやるものではないので、心配しなくても開式前に神主さんから所作の説明があります。
気をつけるのは大きく二つ。
①地鎮の儀
祭壇の脇に盛り土があり、施主が木製の鍬で耕す動作をします。
そこに住む人は全員やるのですが、大きな声で「えい!えい!えい!」と掛け声をかけながら三回耕します。
この掛け声にも意味があるそうです。
「えい=栄」
ということで、家が栄えるようにとの意味が込められているそうです。
緊張で内心パニックになっていた旦那は掛け声を忘れていました。もうホント残念・・・。
ちなみにこのタイミングで写真を撮って頂きました。
三回耕したら顔を上げて撮影タイム。
もう汗だくで写真写り気にするどころじゃない。
②玉串奉典
榊を祭壇に献上します。
施主とその家族、工事業者の代表が行います。
一礼し、榊の向きを時計回りに回して祭壇に置きます。
2礼2拍手1礼をしてお祈りします。
これもテンパった旦那は2礼2拍手1礼を忘れて慌ててやり直していました。
うーん・・・(^^;
この二つさえ押さえておけば、あとは神主さんが指示を出してくださるので、それに従って礼をしたり頭を下げたりしていれば大丈夫です。
緊張したらどうしよう・・・っていう方は、y●utubeなどで事前に地鎮祭の動画を見ておくと良いです。
企業の地鎮祭の様子をアップしたものが多いですが、流れはほぼ同じです。
旦那には動画を見るように言っておいたんですけどね・・・多分見てないわ・・・。
神主さんから頂く物
地鎮祭が終わると祭壇にお供えしていたものを頂きます。
●鎮め物
家の真ん中に埋める鎮め物は工事部長さんにお渡しして、後日基礎工事前に埋めてもらいます。
儀式の中で神主さんが盛り土に埋めてる白い包みがソレ。
地鎮用水晶も部長さんにお願いしようと思ったのですが、埋める場所が土地の四隅と土地の中心で余計な仕事を増やしてしまうので、自分たちで持っていって埋めようと思って一旦持ち帰ることになりました。
●お供え物
お供え物の野菜やお酒は施主がもらいます。
元々は直会(なおらい)と言って地鎮祭後に食事の場を設けて食べていたのが、そういった会をしない人が多いので持ち帰るスタイルになったのではないかと思います。
お供え物は神様からのお下がりということで、全部でなくてもいいから必ず口にするようにと言われました。
●お札
そして大事なのが二種類のお札です。
一つは家が完成するまで、今住んでいる家に祀っておく厄除け護符です。
何事もなく無事に家が完成するように、そして方角の影響による厄災がないようにという意味のようです。
家が完成したらお役御免なので、神社に直接持って行くか、封筒に入れて神社に送るとお焚き上げをして下さるそうです。
送付用の封筒も準備されていました。
もう一つは上棟の際に柱に祀る上棟札です。
裏面に名前や上棟日などを書き込んでおきます。
我が家は上棟式はしない予定なので、書き込んだら工事部長さんに渡す予定です。
(ちなみに、上棟札は上棟式の時ではなく家が完成してから祀るそうです)
そして最後に記念写真をパチリ。
ちなみに地鎮祭からは工務店さんで途中経過を写真に撮ってホームページにアップしていくそうです!
嬉し恥ずかし!!
さて、忘れちゃいけないのが神主さんへのお礼です。
頂く物を頂いて、神主さんが片付けに入るタイミングで初穂料をお渡しします。
決して神主さんから催促はしてこないので、忘れずに渡してください。(私は忘れた)
義母がソルティライチを人数分用意してくれていたので、初穂料と一緒に神主さんにお渡ししたら大変喜んで頂けました。
40度の炎天下で袴姿で祝詞を上げたりしていたので相当大変だったと思います。
地鎮祭の差し入れは絶対ではないですが、飲み物の差し入れは喜ばれると思います(^^
特に今回、私達施主以外の皆さんはテントに入らずずっと炎天下立ちっぱなしだったので、本当にしんどかったと思います。
まとめ
地鎮祭は一生に一度あるかないかのことだと思います。
馴染みがない分、どうすればいいか分からないことも多いと思いますが、自分たちのことなので、神主さんに丸投げするのではなく施主も最低限の予習をしておきたいところですね。
この記事がこれから家を建てる方の参考になれば嬉しいです(^^
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