こんにちは。akiです。
地鎮祭の日程が8月2日に決まり、いよいよ家の細かい仕様の打ち合わせということで、まずは外観の配色から決めていきます。
我が家は黒色の外観でほぼ決定ということで、黒色の外壁をベースに、アクセント壁と屋根の色を決めます。
最後に窓サッシの色を決めるわけですが、面積が狭い割に意外と家のイメージを左右するもののようなので、いくつか配色のシミュレーションをして決めていこうと思います。
外観色の決め方
家の外観色は面積の広い部分から決めていくとイメージしやすいということで、
↓
外壁のアクセントカラー
↓
屋根のカラー
↓
窓サッシのカラー
という順で色と仕様を決めていきます。
外壁のメインカラーとアクセントカラー
外壁のアクセントというと、レンガや木材などの異素材のイメージがありますが、コストがかかるのでローコスト住宅向きではありません。
しかしサイディングのみの外壁でも、部分的に色や模様を変えるだけで印象が結構変わります。
以前、黒い外壁のデメリットについてお話しましたが
-
参考黒い外壁にする前に!押さえておきたいデメリット5つ!!
続きを見る
我が家ではデメリットよりも趣味趣向を優先して、一番最初の見本で送って頂いた「マックスチタンブラック」をベースカラーにして検討していきます。
外壁ベースはそのネーミング通り、選んだグレード(光セラ)のサイディングの中で一番真っ黒です。
黒い外壁の場合、アクセント壁には
・異素材である木目調
を合わせている家が比較的多い印象です。
我が家はコーディネーターさんのオススメで本物の木材ではなく、木目調のサイディングを採用することにしました。
「ユースチタンブラウン」と「ノヴェルチタンブラウン」の二択です。
色の濃さの違いだけでなく、ノヴェルチタンブラウンの方がグレードが高く、木目や色合いがより本物の木に近い感じになっています。
黒に木目を合わせる時は落ち着いた色の方が重厚感が出て良いのではないかと個人的に思います。
グレードが上がればその分金額も上がるんですが、今回は
「アクセント使いに限ってなら追加料金なしでいいですよ〜」
と言ってもらえたので、安心してハイグレードのノヴェルチタンブラウンを選びました(^^
屋根のカラー
屋根の色の選び方としては、基本的に外壁より落ち着いた色を選ぶのが良いそうです。
先ほどの外壁のアクセントカラーがなかなか良い色なので、我が家ではこのアクセント壁を一番に生かす(目立たせる)配色をしていくことに。
メインの壁と屋根を同系色にして、屋根の主張を抑えます。
屋根は旧日新製鋼(現在は日本製鉄に吸収合併)の「アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板TOUGH COOL」という商品です。
要するにガルバリウム屋根ですね。
この中のマイトダルブラックにして、アクセント外壁以外は黒でまとめました。
サッシの色で印象がどう変わるのかシミュレーション
窓のサッシは三協アルミのマディオJシリーズから選ぶことになります。
内観色と外観色を違う色で組み合わせたいので、内観色を上段のウッドカラーから選びます。
外観色はそれに対応した6色の中から選ぶことができます。
(マディオJシリーズはメタルカラーを選ぶと内観外観の色分けができません)
三協アルミ:アルミ樹脂複合サッシ マディオJ・M WEBカタログ三協アルミ:アルミ樹脂複合サッシ マディオJ・M WEBカタログ より
上からシャンパングレイ、ブロンズ、ホットブラウン、ブラック、ホワイト、サンシルバーの6色です。
まとまりが良い外壁合わせのサッシ色
基本的に窓のサッシは外壁の色に合わせるとまとまりがよく見えます。
黒い外壁と言っても漆黒のような黒ではなくややグレーがかっているので、黒いサッシを使うことで全体的に少し引き締まった印象になります。
壁とサッシを同系色でまとめている分、アクセントと玄関ドアの茶色い木目が良い感じに主張していますね。
外壁が黒以外の色でも、アクセント壁など目立たせたい部分がある時には、サッシの主張を抑えると良いかと思います。
窓をアクセントにするサッシ色
外壁アクセントではなく、窓のサッシそのものをデザインの一部として目立たせたい場合、あえて目立つ色のサッシにします。
黒系外壁にホワイトやサンシルバーといった白系のサッシを使う場合ですね。
窓を目立たせたい場合は、滑り出し窓やFIX窓を多用したモダンなデザインがしっくりきます。
窓の形が特徴的なキューブデザインの家など、窓そのものをアクセントにしている家はそれだけでお洒落に見えますよね。
また、キューブデザインでなくても、外壁を白黒のモノトーンでまとめた家でも白いサッシは映えるかと思います。
我が家と同じ黒外壁に木目アクセントで白サッシの素敵なお家もありますが、我々の力ではそんなハイセンスなチャレンジはできませんでした。
引き違い窓が多いので窓を強調するとちょっとダサめに見えるんですね・・・(^^;
自分でシミュレーションしてみましたがコレジャナイ感が凄い・・・
やはりサッシをアクセントにするなら窓の配置や形にもこだわる必要がありそうです。
あえて同化も主張もしないサッシ色
ラインを白黒パキッとはっきりさせるのではなく、少しぼかした感じが見てみたくてシャンパングレイで作ってもらったシミュレーションがこちら。
実際の色味と画面上の色味が違うのか、若干シルバーっぽく見えますが多分間違ってはいないはず・・・
うん。なんだか全体的にぼんやりした感じですね。
合わないことはないんですけどね。
このサッシの色なら木目を明るいグレージュにした方が馴染みます。
シャンパングレイは薄い色の外壁の方が相性が良さそうですね。
色合わせも色外しもしない配色は意外と難しいことが分かりました。
ちなみに、もう少し茶系に寄せたブロンズは一昔前の住宅でよく使われていた色だそうです。
コーディネーターさん曰く、
「ちょっと古いかな」
というイメージを持つ人が多いそうです。
そのせいか、そもそも取り扱いをしていないメーカーも多いとのこと。
この色だけはコーディネーターさん大反対で、シミュレーションを拒否されました(笑)
サッシの色にも流行があるんですね(^^;
まとめ
同じ黒外壁でもサッシの色が変わるだけでかなり印象が変わって見えますね。
アクセントを目立たせたいのか、窓を目立たせたいのか、何を主張させたいのかによって配色が大きく変わります。
後から簡単には変えられない部分なだけに迷いますが、後悔しないような色選びをしたいですね。
参考になれば幸いです。
★これから家づくりをするならまずはこれ
複数のハウスメーカー・工務店に資料請求・来場申込が出来るサイト【持ち家計画