こんにちは。akiです。
契約直後から外装内装の打ち合わせをしている間は家づくりに浮かれてて気にも留めてなかったんですが、ライフラインの整備って結構お高いんですね。
今回三種類の振込用紙が届きました。
- 公共下水道事業工事負担金
- 新加入者分担金
- 給排水設備工事費用
上下水道にかかったお金は合計で761,620円!!
見積もりの段階で説明は受けていたので分かってはいたのですが、高額な振込なのでドキドキしますね・・・(^^;
①公共下水道事業工事負担金
今新居を建てている市町村では、昭和62年から公共下水道の整備を始めています。
下水道が整備されると、各家庭から出た汚水・排水が公共の下水管に直接流されることになります。
30年経ってますがまだ整備できていない地域があるようです。
ちなみに我が家の地域は平成28年から平成34年まで七年がかりで整備する地区なのですが、ものすごく良きタイミングで、先日(9月下旬)その整備が完了しました!!
(この工事と家の工事を合わせる必要があったので、完成時期が当初の予定より遅くなったのです)
この下水道が整備されていないとどうなるかと言うと、家を建てる時に「浄化槽」という汚水を微生物の力で綺麗にする為の貯水槽のようなものを敷地内に設置しなければいけません。
これは法律で定められているので拒否権はありません。
この下水道整備工事がもし間に合っていなかったら、
↓
・下水が整備されたら工事負担金の支払い
↓
・自腹で浄化槽の撤去
↓
・自腹で公道の下水管に家の下水設備を接続する工事
という工事と費用の負担をすることになっていたはずです。
浄化槽設置は市から補助が出るとはいえ、考えただけで恐ろしい負担です・・・。
今回は下水道の整備工事にかかる費用を周辺の利用者で一部ずつ負担することになっているので、71,500円を市に振り込んできました。
所有する土地1㎡あたり一律500円なので、本来我が家は82,500円なのですが、謎の前納割引で1万円引かれていました。
ありがたい・・・(^^
②新加入者分担金
もう一つは上水道の分担金です。
市町村によって名称は異なりますが、新しく水道を引き込む際に使用者が市に払うものです。
水道メーターの直径によって負担金が変わる所が多いようです。
我が家はメーター口径13mmで一番小さいので、負担金も一番安く85,320円でした。
(口径が小さいと負担も小さいですが水圧も下がるので、2階にタンクレストイレなどは設置できません)
③給排水設備工事
一番費用がかかるのがこの給排水工事です!
そもそも宅内の給排水設備は基礎工事の段階で床下に配管が済んでいます。
ホースが給水管、塩ビ管が排水管です。
この管の先は基礎の外に出ており、枡まで設置されています。
枡とは・・・汚水を敷地外の排水管へ流す時のゴミ溜めの役割をするもの
(ゴミが溜まるので定期的に掃除しないと大変なことになるようです)
この工事費は建物金額に含まれていました。
(税抜480,000円)
そして上下水道は目の前の公道まで来ています。
あとは既に設置されている配管と公道の上下水道管を繋ぐだけです。
この工事が給排水設備工事なのです。
我が家は北側の集合住宅への給水管が家の敷地横1.5mの所を通っているのと、先日の工事で目の前の道路まで下水管が来ているので、そこから敷地内へ設備管を引き込む工事が必要です。
このために距離にして3mほど地面を掘削します。
先日下水工事でアスファルト舗装したばかりですが早速剥がしてしまうのですね。
設備工事そのものはそれほど高くないのですが、この地面の掘削工事や復旧工事、そのための機械輸送費や道路使用料、交通整理員の人件費などが地味に高いのです。
我が家はこの工事だけで税込604,800円でした。
周囲に家がないなどで、公道の水道管までの距離が長ければ長いほど高額になります。
今回は距離が短いので、高くもなく、安くもなく、といった所でしょうか。
* * *
とりあえず振り込まないと工事が進まない為、用紙が届いたらすぐに振り込んできました。
こういった水道関係の工事費用はHMが代行して支払う場合と、今回のように施主が振り込む場合があります。
いろいろ調べていると、妙に高かったり、内訳が分からなかったり、適正な費用なのか疑わしいこともあるようですね。
今回は自分で直接振り込む形だったので安心して振り込みましたが、そうでない場合は見積もりの段階でしっかり確認しておくと安心かと思います(^^
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