内装・設備

水まわりの床材選び〜フローリングとクッションフロアの違い

2018年9月4日

こんにちは。akiです。

トイレや洗面などの水回りで一番に気にするのは設備の仕様やグレードですよね。

ローコスト住宅だと標準仕様の中から選ばざるを得ない部分もある為、よほど床に対するこだわりがなければ床の素材まで気にすることもないかもしれません。

しかし床材と一言で言っても、結構な種類があり、何故か今回いくつかの選択肢を用意していただくことになりました。

今回はそんな水回りの床材決定までのお話です。

用途によって変わる床材の種類

床材は水回りでも使われるものだと大まかに4つ。

  1. クッションフロア
  2. 合板フローリング
  3. フロアタイル
  4. タイル

床材の定番、無垢床はお手入れそのものが大変かつ、ニオイ問題があるので取り入れている方は少ないようですね。

我が家はローコスト住宅故に床材に予算を割けるほどの余裕がありませんので、居室(水回り以外)の床材は迷うことなく標準の合板フローリングです。

逆に、水回りの床材に新たな選択肢が出てきたことに悩んでおります。

そもそも我が家の水回りの標準仕様としては、安価に抑えられるクッションフロアでした。

それがなんと、お値段据え置きで「水まわり用の合板フローリング」も選べることになり、急に選択肢が増えたのです。

思わぬグレードアップですが、性能の差がよく分からないので何がどう違うのか調べてみました。

クッションフロアのメリットデメリット

今住んでいる賃貸物件は水回りに限らず全室クッションフロアになっています。

そもそもクッションフロアの特徴は以下の通り。

  • 塩化ビニール製のシート
  • クッション性のある柔らかい素材
  • 水分を弾く
    (アンモニアや洗剤も吸収しにくい)
  • 目地がなく掃除も簡単
  • 単価が安い

壁に貼るビニールクロスの床バージョン、という感じですね。

施工もクロス業者さんがします。

実際居室で利用していると、足元が若干ふかふかするので足触りは気持ちいいです。

ビニールクロスの仲間なので、安い上に柄やデザインが豊富なのも良いところです。

ただ、他の床材に比べるとデメリットもあります。

  • 重いものを置くと凹んで跡になる
  • 傷の修復が難しい(全部張り替えになる)

居室にクッションフロアを使うと、面白いくらい家具の跡がつきます。

でも水回りに重い物を置いて、後から動かすものなんて洗濯機とかちょっとしたキャビネットくらいですし、下地のベニヤ板の劣化に伴っていつかは張り替えが必要になると思えばさしたるデメリットではない気もします。

一生モノではないと割り切ってしまえば問題ないのかもしれません。

それに、頑張れば自分達でもDIYで張り替えできるのも良い所ですね。

水回り専用の合板フローリングとは

通常の居室用合板フローリングをトイレや洗面などで使ってしまうと、水分やアンモニアが染みて大変です。

特にアンモニア臭は困りますよね。

なので、水回り用として防水防臭などの加工がされたものを使います。

我が家の居室の床材はウッドワンのコンビットストライプという比較的安価なフローリングで、スリッパの擦り傷に耐えられる程度の防御力しかありません。

合板フローリングもお値段によってキャスターの傷や引っかき傷に耐えられるもの、フリーワックスのものなど防御力が上がっていきます。

今回提供して頂けることになったのは、もっと防御力の高いコンビットリアージュ(石目柄)というシリーズです。

水回りやペットのいるお部屋向けの床材で、アンモニアに強い仕上げが施されています。

汚れが拭き取りやすく、傷にも強くてフリーワックス。

選べるのはこの8種類から。

上品な感じでまとまっているので、床のデザインで遊びたい人にはちょっと物足りないラインナップかもしれませんね。

我が家では、床のデザインで遊びたいといった要望もなかったので、「クッションフロアより強い」という機能性重視でフローリングに決めました。

クロス屋の父が、同額ならフローリングにすべきだと言ってたのも決め手に。

プロの意見大事!

ちなみに違いをまとめるとこんな感じです。

クッションフロア 防水フローリング フロアタイル タイル
素材 塩化ビニール 合板 塩化ビニール 磁器
単価 低価格 塩ビ素材より高い クッションフロアの次に安い 高価
デザイン 豊富 少なめ 豊富・柄がリアル 豊富
傷つきやすさ 凹む・跡がつく 傷に強い 傷に強い 耐久性が高い

正直な所、値下げがなければクッションフロアを選んでいました。

デザイン豊富で水にも強いですし、水回り限定で使うのであれば、性能としてはクッションフロアで十分だと思います。

今回選択肢にはありませんが、フロアタイルも傷に強いクッションフロアと言った感じで良さそうです。

何よりタイル状なので部分補修が可能というのがメリットですかね。

フローリングもクッションフロアも10年〜15年くらいが耐用年数のようで大差なさそうですし、経年劣化で次に張り替える時は・・・住んでみてからのフローリングの使い心地と予算次第で決めようと思います。

トイレの床材シミュレーションをしてみる

水回り用フローリングを採用する場所は、1階のトイレと洗面、2階のトイレの床の3箇所です。

居室や廊下は白いフローリングなので、部屋同士のつながりを考えて白い床にすることにしました。

(とにかく白で広く見せたいこだわり)

しかしトイレで白い床とか掃除すごい頑張らないといけない気がする・・・(^^;

白い床材は2種類。

別に使い分ける必要はないんですが、トイレと洗面で別々の床材にしました。

(なんとなく別の雰囲気にしたかった)

ドラマスホワイト

オニックスホワイト

トイレは上のドラマスホワイトに決定。

洗面がもう一方のオニックスホワイトになりました。

私は逆が良かったんですが、旦那がどうしてもと言うので譲りました。

まだこの頃は壁紙が決まっていなかったので、なるべくトイレの床の模様を抑えたいという思惑だったのですが、旦那の直感に従って正解でした!

ドラマスホワイトの方が白に黒模様のモノトーン系なので、トイレのアクセントクロスに何色を持ってきても馴染みやすくて壁紙と合わせやすかったです。

また、オニックスホワイトは若干クリームがかっているので、洗面が無駄に寒々しくならずに済んで良かったです。

シンプルな床で落ち着いたので、トイレは内装クロスで遊びたいなぁと思います(^^

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