こんにちは。akiです。
外壁材にも色々な種類がありますよね。
ガルバリウムやタイルなどなど・・・
我が家の見積もりに入っていた標準装備は窯業系のサイディングです。
諸事情あってグレード変更をしなければならないのですが、外壁のことがよくわからなかったのでメリットデメリットを含め、外壁について調べてみることにしました。
外壁材の素材は様々
現在新築住宅で採用されている外壁の8割はサイディングと言われています。
他のタイルやモルタルの壁と比較すると、簡単に短期間で施工できて初期費用が安価というのがその理由のようです。
《外壁材の特徴》
特徴 | |
タイル | 高級感のある外壁材 初期費用がお高いが、耐久性が高いのでメンテナンスコストが抑えられる |
羽目板 | 自然素材なので味わいのある外観になる 耐久性が高い 数年で塗り替えが必要になるので手間もコストもかかる |
塗り壁(モルタル) | ひび割れしやすいのでメンテナンスコストが高め |
サイディング | 様々な色やデザインのものがある 初期費用は安い タイルに比べるとメンテナンスコストは高め |
サイディングのグレード
サイディングには金属系のもの(ガルバリウム鋼板)と窯業系のものがあります。
我が家の見積もりに入っていた窯業サイディングは、ケイミュー株式会社さんが扱っている親水セラというシリーズです。
水(雨)の力で汚れを落とす機能がついた商品なのですが・・・
見積もりの段階で既に親水セラシリーズの取り扱いが廃止されてしまったので、急遽別のラインナップから選び直すことになりました。
ラインナップはこのような感じです。
親水セラの下位グレードの親水パワーコート(標準)にするか、グレードを上げて光セラにするかのどちらかです。
親水パワーコートは、UVカットパワーコートで色あせしにくく、親水コーティングで雨で汚れを落とす機能があります。
対して光セラは、UVカット機能付きセラミックコート(強そう)で色あせしにくく、光触媒コーティングで太陽光で汚れを分解して雨で流すという、もう一段階上の機能付きです。
価格は2018年6月時点で
6,600円/枚 (4,790円/㎡)
・親水パワーコート(16mm)
6,000円/枚 (4,350円/㎡)
ということで1㎡当たり440円(+消費税)の差額です。
ちなみに廃止された親水セラから光セラにグレードアップすると、追加費用が106,548円発生するんですって・・・!!!
1㎡あたりの差額は大したことないんですが、家一軒となると面積が大きいので十万単位で変わってくるんですね。
さて、10万円の初期投資をして良いものを選ぶか、最初から費用を抑えてグレードを落とすか、どうしたらいいか良く分からないので最終的にメンテナンスコストも加味して決めることにしました。
メンテナンスコスト面でのメリット
あと数十年住むわけですから、これからかかってくるであろうメンテナンスコストが10万円以上抑えられるのであれば、グレードアップを検討する価値はあるかと思います。
親水パワーコートのメリットとメンテナンスコスト
《メリット》
・雨で汚れを落とす
・20年色あせしにくい
《メンテナンスコスト》
・10年点検・・・点検費用10万円程
・20年点検・・・点検費用10万円+塗装費用50万円+足場35万円
20年で105万円
光セラのメリットとメンテナンスコスト
《メリット》
・太陽光で汚れを分解
・雨で汚れを流す
・30年色あせしにくい
《メンテナンスコスト》
・10年点検・・・点検費用10万円程
・20年点検・・・点検費用10万円程
20年で20万円
光セラは20年点検でも部分補修費をみておけば良いとのこと。
ただし、どちらもシーリング剤はケイミューのグレードの高いものを使うという前提なので、通常のコーキング材の場合は別でシーリングの打ち直し費用や足場代はかかってくるのではないかと思います。
そうすると、再シーリングで30万円+足場35万円ほど余分にみておく計算になるでしょうか。
(※金額はケイミュー株式会社HPより参考値)
まとめ
窯業系サイディングは意外と塗装費用や足場費用などのメンテナンスコストがかかることが分かりました。
グレードによって色あせや汚れ落ちに差が出てくることを考えると、10万円でグレードアップした方が後々楽なのではないかとも思いました。
外観が綺麗に保てるというのはそれだけでメリットが大きいですよね。
これまで外構やら勝手口やら色々と削減してきましたが、外観に関してはお金をかける所だと判断して光セラにグレードアップすることにしました。
やっぱり外観は大事・・・
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