内装・設備

照明計画その③場所に適したダウンライトの選び方

2018年9月20日

こんにちは。akiです。

前回まででシーリング照明の施主支給で113,000円の削減ができました。

照明計画その①どこまで施主支給できるのか?
照明計画その②シーリング照明でコストダウン!

ここまで施主支給での減額にこだわっていたのには理由があります。

どうしてもリビングダイニングの照明のグレードアップをしたかったからなのです!

リビングダイニング照明に調光・調色機能が必須なわけ

コンセントなどの電気配線関係を決める段階で、照明の種類だけは決定しておかなければいけませんでした。

揉めたのが主にリビングダイニングです。

「シーリングにしておしゃれなライトにしたい私」
VS
「ダウンライトでシンプルにまとめておしゃれ感を出したい旦那」

ここで家づくり開始から初めてガチ喧嘩になり、私が折れてダウンライトにすることになりました。
(その後説得して寝室とキッチンの手元だけシーリングに変更)

問題はこれだけではなく・・・

「電球色に近い色でまったりしたい私」
VS
「見慣れている昼白色にしたい旦那」

ということでそもそも電球の色の好みが合わないことが判明・・・。

これはもう調色機能付きのダウンライトしか選択肢がないわけです。

しかし見積もりは調色・調光機能無しの一番お値打ちな照明・・・この照明のグレードアップのための減額だったのです。

ちなみに照明の種類は

電球色▶︎温白色▶︎白色▶︎昼白色▶︎昼光色
(温かみのある色⇆白く明るい色)

という5つの分類がありますが、コイズミさんではその中の三色の切り替えができます。

電球色▶︎温白色▶︎昼白色

KOIZUMI:Fit調色 より

この切り替えができるダウンライトなら、長い目で見た時に困ることはないかなぁと思うのです。

最適なダウンライトの色と機能

最初にコイズミさんから頂いた見積もりのダウンライト部分がこちら。

合計21箇所で106,700円です。

全部電球色(調色調光なし)で、トイレと廊下が60W相当、それ以外が100W相当です。

ちなみにペンダントやブラケットはアクセント使いなので黒色ですが、ダウンライトは目立たせたくないので白です。
(そして黒より白の方が若干安いのです・・・。)

使う場所によっても電球の色は変えたいので、この見積もりをたたき台にして自分で作り直してみました。

そして自分で作ったプランで見積もりを出し直してももらい、実際にコイズミさんのショールームへ行ってライティングの体感をした上で電球の色を決めてきました。

カタログにも電球の色は載っているのですが、電球の数や配置、部屋の広さで見え方は大きく変わります。

ショールームへ行くと自分の家と同じくらいの広さや配置で体感できるのですごく参考になります(^^

我が家の照明計画はこんな感じです。

《1階》

《2階》

(A)トイレ・2階廊下は明るさを抑えた温白色

●白熱球60W相当・温白色
(3,300円×4箇所)

そんなに明るさは必要ない場所なのでワット数はそのままですが、色を電球色から温白色に変更しました。

狭い場所で見る電球色は思った以上にオレンジ色をしていて、白い壁紙がほぼベージュに見えてしまうのです。

危うく内装を白で統一した意味がなくなるところでした(^^;

(B)玄関・キッチン・WICは昼白色

●白熱球100W相当・昼白色
(5,500円×6箇所)

この三箇所は明るく見せたいので昼白色にしました。

個人的には温白色の方が柔らかくていいと思うのですが、夜帰ってくる旦那が昼白色がいいというので旦那の意見に合わせました。

中にはホッとできる電球色の方がいいという方もいるそうなので、玄関の電球の色は好みが分かれそうですね。

WICは身だしなみを整えるので、太陽光に一番近い昼白色にしました。

キッチンは明るさ重視で昼白色です。

(D)洗面は明るめの温白色

●白熱球100W相当・温白色
(5,500円×1箇所)

洗面も身だしなみを整える場所という意味では昼白色がいいのかなと思ったのですが、身だしなみを整える時は洗面台の昼白色の照明を使えばいいので、どちらかというと脱衣所の役目を重視して色を選びました。

暖色と寒色では体感温度に差があるそうなので、青白い昼白色よりも温かみのある電球色の方が脱衣所には向いているのかなぁと思ったんですが、とにかく電球色のオレンジの強さが気になって、間をとって温白色になりました。

脱衣所が白すぎると寒々しい感じになりそうなので、ここは壁紙の色を微妙にアイボリー寄りにして調整しています。
(比較しないと分からない程度の色味)

(F)リビングは3光調色機能付き

●白熱球100W相当・3光切替・調光
(9,800円×6箇所)

リビングの用途は色々なので、電球色→温白色→昼白色の調色タイプにしました。

普段は温白色で明るいリビングにして、電球色でまったりしたり、昼白色で本を読んだり。

子供ができたらリビングで勉強するかもしれないですしね。

調光もできるので目に優しいです。

スイッチで点灯する電球の数を変えて明暗を調整できると良かったのですが、そのようなことはできないようなので、ライト全体の明るさを調節して対応するという感じです。

調光をするためには調光用のスイッチが必要なので、12,000円が別でかかってきます。

こんな感じの。

ダイヤルで明るさ調整、ONOFFスイッチで色の切り替えができます。

(E)ダイニングは2光調色機能付き

●白熱球100W相当・2光切替(調光は無し)
(8,600円×4箇所)

ダイニングは食事をするだけでなく、個人的に書き物もすることがありそうなので、食事中の電球色、書き物中の昼白色というように2色での切替ができるものにしました。

リビングと同じにしなかったのは単にコストカットです(^^;
(調光機能がなければ調光器の別料金がかからない)

結果、ダウンライト+調光器の見積もりが

106,700円▶︎156,900円

50,200円のオーバーです・・・うぉぉ・・・!!

減額&グレードアップの結果

◯玄関ポーチブラケット 25,800円


(レトロなシェード付きタイプのものからシンプルなスクエアタイプに変更で▲4,000円)

◯キッチン手元用ダクトレール 12,800円


(見積もりのまま)

◯ダウンライト×21箇所 144,900円

◯ダウンライト用調光器 12,000円

◯階段ブラケット×2箇所 31,600円


(見積もりのまま)

合計227,100円

差額72,900円なので実質43,740円の減額です!

この差額分で施主支給してお釣りがきますね\(^q^)/
(施主支給は17,582円の予定)

照明をシーリングメインにされる場合は、電球色を変えたい、お洒落な照明にしたい、と思えばいつでも付け替えできますが、ダウンライトはそうそう変える物でもないので、先々のことを考えて調光や調色の機能を取り入れておくことをオススメします。

周りでダウンライトだけのリビングダイニングにしているお宅はもれなく調光調色のような特殊機能付きが多いように思います。

照明もコンセントと同様馴染みがないのでちょっと面倒臭い部分かと思いますが、後から照明の種類を変えることはできないですし、照明器具は高いお金をかけて長く使う部分なので後悔の無いように検討していきたいところですね。

これから照明を考える方の参考になれば嬉しいです(^^

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