こんにちは。akiです。
今回は太陽光パネル導入にあたって費用面での負担がどれくらいあるものなのかを調べてみました。
パネルのメーカーによって違ったり、ローンなのかリースなのかによっても変わると思いますので、ネットの情報ではなく工務店の担当さんに質問して得た回答を紹介したいと思います。
今回は工務店さんが扱っているSIソーラー製のパネルをリースする場合の金額です。
かかる費用については、大きく分けて三つあります。
設置工事費などの初期費用
設置工事費は載せるkW数で変わるようです。
今回の工事では、kWあたり5万円で設置して頂きます。
載せる太陽光パネルが6.6kWなので、330,000円ということですね。
それと、太陽光パネル設置の申請手続費用として80,000円が発生していました。
合計410,000円です。
これらの費用は既に建物金額として見積もりに入っていたので追加費用は無しです。
太陽光パネルのリース費用
我が家の太陽光パネルはローンではなくリース契約です。
費用としては6.6kWで月々11,793円を10年間支払います。
月の売電収入が11,793円以上あれば、リース費用と相殺できて負担なく太陽光パネルを利用できるので、
「初期費用ゼロ」
という謳い文句になっています。
10年間で返済する金額としては
11,793円×10年=1,415,160円です。
世間の相場として、2018年の設置費用の相場がkWあたり30万円くらいなので
目安は 300,000円×6.6kW=1,980,000円
今回は工事費、申請手続き費、リース費を合わせて1,825,160円なので、まあ相場と言ったところでしょうか。
2020年の設置費用の相場はkWあたり29万円で少し下がってきています。
(参考:No.1太陽光見積りサイト【ソーラーパートナーズ】
:太陽光発電の設置費用が安くなる? 2020年のメーカー別相場価格大公開 費用対効果シミュレーションも!)
売電収入については次の記事で詳しくお伝えしようと思います。
メンテナンス費用
太陽光パネルも家や車のようにメンテナンスが必要です。
屋根の上に一年中野ざらし雨ざらしなんですから、そりゃそうですよね。
この費用に関して問い合わせをしたのですが、ちょっと曖昧な回答を頂きました。
メンテナンス時期
一応メンテナンスをするタイミングも大まかに決められているようです。
太陽光発電協会の保守点検ガイドラインによると、
「1年目,5年目,9年目(9年目以降は4年毎)、20年目(それ以降4年毎)に行う」
と定められています。
メンテナンス費用
一番知りたかった費用面ですが、はっきりとした金額が明記されているわけではないのであくまで目安です。
一般に太陽光設備の材料費+施工費の5%程
(今回の場合は約10万円程を見ておくと良い)
しかし業者やメンテナンス項目により変わるためこの限りではないそうです。
今回載せる太陽光パネルそのものは製品保証も出力保証も25年の保証がついているので、保証範囲内の不具合であれば高額な出費になることもなさそうです。
同じSIソーラー製でリース費用を抑えられるパネルがありましたが、製品保証が12年だったのでやめました。
製品保証・出力保証の期間の確認もお忘れなく・・・
パワーコンディショナーの交換
パワーコンディショナーは、太陽光パネルで発電した電力を家庭用電力に変換する機械です。
発電できる量によって4.4kWタイプと5.5kWタイプから選びます。
こちらは10年保証なので、保証期間後に不具合が出た場合は交換もしくは修理です。
今回載せるパネルは6.6kWですが、発電出力は5.5kW。
太陽光パネルの直流電流から家庭用交流電流に100%変換できるわけではないので、パネルのkW数より少し出力は小さくなります。
なので5.5kWタイプを一台用意することになります。
もっとたくさん太陽光パネルを載せる場合はパワコンを複数台設置することになるはずです。
このパワーコンディショナー、2018年現在の価格で一台24万程するそうです。
こちらも2020年の目安は20万円程で、設置費用と同じく少し下がってきている印象です。
余程のことがない限り修理対応になるそうですが、一応交換対応を想定して10年〜15年後にかかる費用の準備をしておいた方が安心ですね。
太陽光パネル撤去費用
地震や台風など何らかの理由で太陽光パネルが使い物にならなくなった時の撤去費用ですね。
撤去処分費用の目安が15万円〜20万円程。
こちらも何事もなければ撤去することはないかと思いますが、地震や台風の被害に遭わない保証はないので、念の為確認だけしておきました。
撤去は家の周りに足場を組む必要があるので、その分費用がかさむそうです。
まとめ
10年間でどれくらいの費用を貯めておけばいいのか、我が家の場合です。
- メンテナンス→100,000円
- パワコン交換→240,000円
- パネル買取 →23,586円(リース2ヶ月分)
合計 363,586円
月々に直すと積立として用意するのは3,000円程でした。
ということは最低でも毎月15,000円くらい発電してくれればメンテナンス費を含めた元が取れるということです。
リース代とメンテナンス代を相殺して余りあるくらい発電してくれれば言うことなしなんですが・・・
というわけで次回は売電収入についてお話したいと思います(^^
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